過眠症とカフェイン

過眠症とカフェイン

過眠症という病気は、睡眠障害の1つです。過眠症と言うのは、睡眠障害の総称であります。

 

過眠症の種類には、「ナルコレプシー」「特発性過眠症」「反復性過眠症」「薬剤性過眠症」など原因によって種類が異なります。

 

ナルコレプシーとは、自分の意思に反して、状況を選ばずに日中強い眠気を催し数秒から数分間にわたって突然眠ってしまう状態の事を繰り返します。

 

特発性過眠症と言うのは、原因がはっきりしていない過眠症の事を言います。

 

一旦居眠りをしてしまうと、なかなか目覚めないというのが特徴的です。

 

反復性過眠症と言うのは、とても珍しい形の睡眠障害ですが、大半の日は健康的に過ごせるのですが、年に数回程度、日中に突如強い眠気に襲われるようになるという物です。

 

薬剤性過眠症と言うのは、薬の副作用によって眠気が生じてしまう、いわゆる薬の副作用によるものです。

 

薬を服用する事によって、または薬の服用をやめたがために生じてしまった強い眠気によって起こった物を薬剤性過眠症といいます。

 

このように、状態に応じて、過眠症と言っても様々な種類があります。

 

過眠症の症状が襲いかかり出すと、自分の意思では眠気をコントロールする事が難しくなります。

 

ですから、仕事中、食事中などにも眠気が襲ってしまう状態になります。車の運転中にも突然眠気が襲ってくる場合もあります。

 

過眠症が原因による交通事故も起こしかねません。

 

日常的に場所を問わず、我慢し難い眠気に襲われる、もしくは知らぬうちに眠ってしまっていると言う状態が数ヵ月にわたって起こった場合、過眠症の可能性があります。

 

日中の眠気と言うのは、誰にでも起こりうるできごとではあります。そんな時に、眠気を緩和されるために、よくタバコを吸ったり、コーヒーなどに含まれているカフェインなどの効果をあてにしようと考えている方も多いかと思いますが、過眠症の場合において、このようにニコチンの摂取およびカフェインの摂取によって眠気を解消しようという方法は誤った方法であると言われています。

 

過眠症の原因によっては治療の方法が異なる場合がありますが、規則正しい生活を送るとともに、専門家の指導のもと、薬物による治療していく事が大切です。⇒ 特発性過眠症とは!?